焼成技術をもとに新たな技術開発に協力しています
”500℃以上で焼成すると強度劣化が起き、強度回復は起こらない”という概念をもつセメントコンクリート。
故にセメントコンクリートの表面にガラスを合わせてキレイに強くすることは不可能といわれました。
不燃、不朽、不錆、また任意の形状に成型でき、寸法精度が良い…といった大きなメリットをもつセメントコンクリートに見合う、耐久性のある美しい表面仕上げ。
この表情を生み出すために陶磁器釉薬をかけて900℃で焼成し強度を増すマテリアルがGCM(Glazed Concrete Material)です。
GCMの特徴として下記があげられます。
- 一般セメントコンクリートよりも、さらに高い高度をもつ
- 酸・アルカリに強い
- 陶磁器の光沢と重厚感がある
- 寸法精度が良く、施工性が良い
- 防水性が高く、凍害に強い
- 安全不燃材料(純無機質の表面仕上)である
- 規格品が量産できるので、修理・取替えが容易である
- 一般コンクリートと同じ高断熱性・高遮音性である
当社ではこの技術を利用して、GCMセラミック瓦・車止め・歩車道境界ブロック・舗石などを提供しております。
また、更なる可能性を求めて、土木用資材・屋外用品・住宅用建材などで新たなニーズを探しております。